じゃがいも焼酎「伍升譚」（ ごしょたん）アルコール20％箱なし
商品情報 乙焼酎の愛飲者30代後半〜50代男性好評のようです。
エゾマツやらニレやら根っこがはってるし、坂がきつくて腰 曲げて踏ん張らねば鍬の入らん土地だった。
ちょびっとずつ足元の土を、耕したよ。
欲ばぁ出して、体悪くしたら何もならんも。
一晩中、ブブブービビビって空を登ったり下ったりする鳥 のうるさかった夜明け、親切な世話役さんがこれをま播い たらって、丸っこい実もって来たんだ。
朝のひゃっこい霧と昼のがんがんくるお陽さんと相性がい いんだってよ。
まあ畑らしくなった五反ばかりの畑に播いてみるか。
半分に切ってかまど竈の灰を塗って。
手間ぁかかるなこりゃ。
こごまってやるから。
うね畝も作らな、なんないし。
出た、ちっこい芽。
土寄せしたら、えらくおが成長るのが早くてな。
「じょっぴん鍵カケタカ」って鳥が鳴く頃、白くてこ細ま い花がいっぱいついた。
西の空を、おっきい白い羽根の鳥が行った夕方、 茎も葉も枯れた。
霜来る前に土ん中に実がついてるっていって たから掘ってみた。
ぽろぽろ、ぽろぽろ、白い実がとれた。
しょいかご篭にいっぱいになった。
お陰で冬は食いもんの心配しなくてすんだ。
それからも毎年、毎年、畑を耕した。
ちょびっとずつ、ちょびっとずつな。
今日は腰のあんばいが…ちょっと伸ばすか。
ひかげ陽影作るのに残しといた木の下で一服。
ありゃあ、白い花が山の裾まで広がっているよ。
百年程前、美瑛の寒暖の差を利用し、じゃがいもの栽培 が始められました。
五升（約10kg）までは採れないまでも、一株にたくさんの 実りがあることからごしょいも五升芋と呼ばれ開拓以来、 人々の暮らしを支えています。
焼酎/ 20°/ 720ml
- 商品価格：1,017円
- レビュー件数：2件
- レビュー平均：2.5（5点満点）
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